のりつぐブログ

鉄道(主に名鉄),航空機に関するブログです。過去の記事も更新しますので,良ければ見返してみてください ✌︎('ω'✌︎ )

【虹釜】半世紀を迎えたEF8195

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⚫︎2015年3月5日 カシオペア、やはりHM付で寝台を牽く姿は格別!

 

 

 国鉄末期から平成にかけて、客車JT車が多く登場。ユーロライナーでの専用機の登場をキッカケに様々な専用機が各所で登場しました。

 今なお人気の衰えない、このEF81 95は「スーパーエクスプレスレインボー(SER)」専用機として、1987年に今のデザインとなりました。

 

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⚫︎2005年8月21日 イベント後の返却回送で珍編成を組んだ95号機。EF65 1118もSER色だった。

 

 

 EF81 95は1974年3月8日に出場し富山機関区に新製配置。今年でなんと半世紀のベテラン機関車です。1980年からはEF80の置き換えとして田端機関区へ転属、元々はローズピンク色でした。

 本業の専用機業務としては13年間で、2000年にSERが廃車された事で終了しました。

 

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⚫︎2009年6月27日  団臨で95号機が入ると嬉しかった。

 

 

 しかし、その後もSER塗色を維持しており、北斗星などのブルートレインや貨物、工臨で活躍していました。

 現在は活躍の場はかなり少なくなりましたが、カシオペア紀行やイベント列車、訓練車で活躍を見ることができます。

 

 実はカシオペアを牽引するようになったのは最近で、2010年まではEF81カシオペア時代は3機の専用機が必ず運用についていたため、95号機はおろか赤いパーイチがカシオペアを引く事はかなり稀でした。その後はEF510に交代しましたが、2016年にEF510が貨物に転属したことで、95号機を含む赤いEF81がカシオペアに再登板することになりました。

(▼青森EF81代走カシオペアの記事はこちら)

https://noritugu2.hatenablog.com/entry/2020/02/03/071341

 

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⚫︎2009年12月20日 人気の安中貨物では、虹釜が入ると特に沿線が賑やかになった。

 

 SER専用機とはいえシンプルかつ大胆なデザインで、特段制限もないデザイン故か、その相方がなくなってからもその塗装は維持され、今日まで至っています。

 寝台特急北斗星やエルムなど、当時も田端EF81の一員として普通に運用をこなす姿は日常となっていました。

 

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⚫︎2006年3月30日 遠征民は撮っておきたいヒガハスでの虹釜北斗星。もはや日常の風景だった。

 

 

 兄弟機関車であるEF65 1118もしばらく活躍していましたが、2015年に運用中に高崎線で故障し廃車となっています。(初代1019号機は1998年に廃車)

 この1118の突然の廃車は、鉄道ファンを驚かせました。


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⚫︎2015年6月4日 水戸工臨でホキを牽引する95号機。

 

 

 既に相方のスーパーエクスプレスレインボーがいなくなってからの期間の方が長いですが、これからも末長い活躍を期待したいですね。

 


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いもむしカラー!?6009Fの復刻塗装

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⚫︎2024年3月2日 広見線で運用開始した、いもむしカラーの6009F

 

 

 2024年3月2日より広見線ワンマン区間新可児駅御嵩駅間)にて6000系(2両1編成)に復刻塗装を施し、運行され始めました。

車両は6009Fで、晩年の3400系「いもむし」の塗装をイメージしたそうです。

 

(▼3400系いもむしの記事はこちら)

https://noritugu2.hatenablog.com/entry/2021/03/28/235206

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⚫︎2002年8月3日 3400系は引退前に広見線各務原線で運行された。

 

 

 3400系の引退は2002年8月なので、およそ22年ぶりに名鉄にこの塗装が戻ってきたことになります。これで6000系の復刻塗装は白帯(6011F)、マルーンツートン(6010F)に続く3編成目となります。

 

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⚫︎2024年3月2日 出発式後は復刻塗装の板へ交換された。

 

 

 3/2の運行開始日は、御嵩駅にて発車式の実施と、駅前広場にて各種イベント、名鉄による鉄道グッズ販売が行われました。

 

(▼ 復刻塗装第一弾、白帯となった6011Fの記事はこちら)

https://noritugu2.hatenablog.com/entry/2022/04/17/002440

 

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 いよいよ3編成目となる復刻塗装ですが、こうなると5500系の時ように三重連が期待できるのか…?

 そして今後もまた復刻塗装が増えるのか、楽しみなところです。

 


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【ザンナナ】7037Fの思い出 〜名鉄パノラマカー〜

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●2004年6月15日 P6代走に入る7037F。自前の行き先が見られるのは珍しかった?

 

 晩年、元白帯特急車で「ブック式行き先」だった編成は2編成ありますが、1番最後までこの形態で残存していたのは7037Fでした。この7037Fの白帯解除は7039Fより早い時期に行われました。

 

  同じスタイルの7039Fとの大きな鑑別点は、屋根上のクーラー(RPU1504: 3〜6次車)と運転席の2本ワイパーでしょうか。 

 7039Fは、東海豪雨により水没し床下機器へのダメージにより2003年に早々に引退してしまいました。

(▼最後のブック板白帯!7039Fの思い出 〜名鉄7000系パノラマカー〜)

https://noritugu2.hatenablog.com/entry/2021/12/08/235337

 

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⚫︎2004年2月11日 行き先の中にはシール貼りの物も存在した。

 

 ブック式小富士の元白帯車は少数派なためファンの間からは大人気で、代走などで珍しい行き先が見られるとなると人が集まりました。

 

(▼早朝の大野町行きに入った7037Fの記事はこちら)

https://noritugu2.hatenablog.com/entry/2019/04/11/132728

 

しかし特急整備を受ける前は、意外にもパノラマカーで初めて試験的に電動幕を装備していた編成だったようです。

(同時期一般車では7301Fも電幕の試験がされていました。)

この行き先電動幕は8次車(7045F, 7047F)で正式採用となります。

 

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⚫︎2004年2月1日 外付けの行き先板を取り付けた形態。このスタイルが1番多かったかも…

 

 6次車として製造された7037F。

 2007年6月、7047Fの後を追うように廃車となりました。

 この廃車により、パノラマカーの小富士のヘッドマークが付く元特急車は全廃となりました。

 


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名鉄パノラマカー記事シリーズ★

 

(▼ダンプキラー!7003Fの思い出 〜名鉄7000系パノラマカー〜)

https://noritugu2.hatenablog.com/entry/2022/12/16/220619

 

(▼ポールつきP6!7009Fの思い出 〜名鉄7000系パノラマカー〜)

https://noritugu2.hatenablog.com/entry/2023/11/13/155932

 

(▼最後まで緑幕?7017Fの思い出 〜名鉄7000系パノラマカー〜)

https://noritugu2.hatenablog.com/entry/2023/05/27/145006

 

(▼ジャンパ栓が特徴的!7025Fの思い出 〜名鉄7000系パノラマカー〜)

https://noritugu2.hatenablog.com/entry/2020/04/08/064717

 

(▼代走のヒーロー!7037Fの思い出 〜名鉄7000系パノラマカー〜)

https://noritugu2.hatenablog.com/entry/2024/03/02/062245

 

(▼最後のブック板白帯!7039Fの思い出 〜名鉄7000系パノラマカー〜)

https://noritugu2.hatenablog.com/entry/2021/12/08/235337

 

(▼ブック式6連!7041Fの思い出 〜名鉄7000系パノラマカー〜)

https://noritugu2.hatenablog.com/entry/2019/02/14/222844

 

(▼試験的電動幕!7045Fの思い出 〜名鉄7000系パノラマカー〜)

https://noritugu2.hatenablog.com/entry/2020/06/05/011031

 

(▼ラストナンバー!7047Fの思い出 〜名鉄7000系パノラマカー〜)

https://noritugu2.hatenablog.com/entry/2024/02/17/134610

 

(▼もう一つのパノラマカー!7500系)

https://noritugu2.hatenablog.com/entry/2019/02/20/021141

【新製一特】名鉄2200系の登場!

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●2005年1月13日 試運転を行う2203F。下回りがまだ綺麗。

 

2005年1月の空港線開業のダイヤ改正からデビューした2200系

1000/1200系から引き継ぐ一部特別車特急として2000系の前面デザインを周到して製造・登場しました。

 

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●2005年1月13日 豊明折返しで本線試運転を行う2203F。

 

2200系の初のお披露目は2004年12月の甲種回送。

日車出場時の2201Fは、なんと2010Fとの併結甲種でファンを驚かせました。

(▼2000系+2200系が連結する様子はこちら)

https://noritugu2.hatenablog.com/entry/2019/03/02/233509

 

デビュー当時の塗装は特別車のみナンバーを側面に大きく号車の表記。現在の更新色では側面ナンバー表記はなくなっています。

 

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●2004年12月25日 津島線にて試運転を行う2201F

 

後に1600系の改造により1700系が一部特別車として登場することとなりますが、そのカラーリングは2200系デビュー当時の塗装に合わせられることとなりました。

(▼1600/1700系の記事はこちら)

https://noritugu2.hatenablog.com/entry/2019/03/01/215207

 

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⚫︎2019年1月4日 リニューアルデザインとなった2200系

 

既に1700系の置き換えも終了して、現在は7次車まで世帯を広げた2200系

内装外装共に小変化を伴いつつ、デビューからもうすぐ20年が経過しようとしています。

1000/1200系も残る中、当面は本線の主力車両として活躍しそうですね。

 


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ラストナンバー!7047Fの思い出 〜名鉄パノラマカー〜

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●2003年8月30日 比較的晩年までジャンパ栓も付いていた。

 

 名鉄で大所帯となった7000系パノラマカーにも、もちろん最終編成が存在します。1974年製造の8次車、7047F。

 7000系列としては一応9次車までありますが中間車のため、先頭車を含む最新のパノラマカーは7047Fとなっています。

 

 7017Fの記事でも紹介しましたが、元特急車(白帯解除車)で電幕車は7011F、7017F、7047Fの3編成。この中でも1番鑑別しやすい7047Fは、集約分散型クーラー(RPU2208)や台車(FS384S/先頭のみA)。そして、最も分かりやすいのはスカートに取付られた黄色のハンドスコッチで、比較的すぐ見分けることができました。(これは7043F.7045F.7047Fのみ)

 「小富士」に「スカートのハンドスコッチ」は確実に7047Fと見分けが可能でした。

 

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●2004年4月18日 7017 Fと共に団体運用についた7047F。

 

 ジャンパ切断後の7047Fは岐阜方のみ緑幕が残存、豊橋方は青幕化。中部国際空港開港前に種別幕の交換がなされました。

 

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●2007年2月27日 各務原大地を駆け降りる7047 F。

 

 また7047Fの小話としては、1985年10月頃にキ方の7048号車が電動方向幕の故障により、白帯車だったにも関わらず通常の逆富士が一時的に取り付けらたことがあったようです。

 

 そんな末っ子パノラマカーも2007年5月、自走にて名電築港に廃車回送されました。


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名鉄パノラマカー記事シリーズ★

 

(▼ダンプキラー!7003Fの思い出 〜名鉄7000系パノラマカー〜)

https://noritugu2.hatenablog.com/entry/2022/12/16/220619

 

(▼ポールつきP6!7009Fの思い出 〜名鉄7000系パノラマカー〜)

https://noritugu2.hatenablog.com/entry/2023/11/13/155932

 

(▼最後まで緑幕?7017Fの思い出 〜名鉄7000系パノラマカー〜)

https://noritugu2.hatenablog.com/entry/2023/05/27/145006

 

(▼ジャンパ栓が特徴的!7025Fの思い出 〜名鉄7000系パノラマカー〜)

https://noritugu2.hatenablog.com/entry/2020/04/08/064717

 

(▼代走のヒーロー!7037Fの思い出 〜名鉄7000系パノラマカー〜)

https://noritugu2.hatenablog.com/entry/2024/03/02/062245

 

(▼最後のブック板白帯!7039Fの思い出 〜名鉄7000系パノラマカー〜)

https://noritugu2.hatenablog.com/entry/2021/12/08/235337

 

(▼ブック式6連!7041Fの思い出 〜名鉄7000系パノラマカー〜)

https://noritugu2.hatenablog.com/entry/2019/02/14/222844

 

(▼試験的電動幕!7045Fの思い出 〜名鉄7000系パノラマカー〜)

https://noritugu2.hatenablog.com/entry/2020/06/05/011031

 

(▼ラストナンバー!7047Fの思い出 〜名鉄7000系パノラマカー〜)

https://noritugu2.hatenablog.com/entry/2024/02/17/134610

 

(▼もう一つのパノラマカー!7500系)

https://noritugu2.hatenablog.com/entry/2019/02/20/021141

0系ひかり!山陽新幹線延伸開業30周年号

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⚫︎2005年3月10日 西明石を通過するひかり340号

 

 2005年3月10日、山陽新幹線が博多まで延伸開業して30周年を迎えました。これに伴い当時でもほとんど見られなくなった、0系による「ひかり号」運用が新大阪~博多を上下各1本運転されました。

 充当された編成のノーズには「30th 山陽新幹線 博多開業30周年」の特別なペイントが施されました。ノーズへのペイント自体珍しかったと記憶しております。


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⚫︎2005年3月10日 ノーズには特別デザインが施された。

 

 0系は1999年に東海道新幹線から撤退しましたが、西日本では短編成ながらも2008年まで残っていました。この当時はまだ原色リバイバル塗装が登場前(2007年〜)で、リニューアル編成とウエストひかり塗装が在籍。この日はR10編成が充当されました。

 このイベントにおいて、久しぶりに0系が営業列車として通過線を快走する姿が見られました。

 


山陽新幹線博多開業30周年記念0系ひかりセット SL3RLG8P

 

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⚫︎当時のパンフレット。記念グッズも販売された。

【6両固定】6017F+6001F中間車の廃車回送

(2024/2/8 写真追加)

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⚫︎2024年1月19日 営業では存在しなかった6000系の6両固定がみられた。

 

 先の記事で記述した6001Fの中間車は6017Fに挟まれる形で、2024年1月18日未明に舞木から大江へEL120のプッシュプルで回送されました。

 

(▼名鉄電車の墓場、名電築港の記事はこちら)

https://noritugu2.hatenablog.com/entry/2021/04/05/155840

 

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⚫︎2024年1月19日 EL120に繋がれた6000系6連。2,3号車は6001Fの中間車。

 

 通常は大江にて留置後、翌朝東名古屋港に向かいます。

 今回特筆すべきはなんと廃車回送にもかかわらず、名鉄公式にイベントが設定されました。廃回後の東名古屋港で運転席見学や吊り革外し、車体にメッセージを書き込めるなどの催しがありました。

 廃車回送をイベントにするという今まで無かった攻めの企画で、今後の企画も気になるところです。


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⚫︎2024年1月19日 築港線内はEL121と6017F先頭車にはHMが取り付けられた。

 

 また6000系を6連に組成したのも初のケースで、今回だけの特別処置なのか、今後このようなパターンが出てくるのか注目されます。

 今回はEL牽引となりましたが、自走も可能なのか気になるところです。

 

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⚫︎2024年1月19日 釣り上げられた6017号車。車体には惜別メッセージが…

 

組成: ト6017-6301-6101-6317-6117-6217キ

 

 残る6000系4両編成は6003F,6004F,6005F,6015Fの4本となるようです。(2024.1月時点)

 

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⚫︎2007年3月28日 まだ元気な頃、犬山線を行く6017F


名鉄EL120形・1700系回送列車セット(動力付き) [50702]](JAN:4946950507021)