ムーンライトえちごの間合い運用として設定されていた快速フェアウェイという列車。
新潟485系の終焉とともにこの列車も危ぶまれていることから、この日は東北線へ。
しかしこの日は早朝からの濃霧が発生し列車はダダ遅れ。乗車電が栗橋到着したときも十メートル先が見えないくらいの霧であった。
半ば諦めかけていたが、わずかに晴れ間が見えはじめたため勝負をかけることに。
狙うはワシクリの陸橋俯瞰アングル、通過時間が近づくたびにみるみる晴れ線路が見えるほどになった。バックの鉄塔が隠れて逆に良いかもしれない。
全開露出になった瞬間、３つのライトが見えた。シャッターを置く指先に緊張が走る。
若干の遅れで通過、諦めずに来てよかったと肩をなでおろした。
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【快速フェアウェイ】
上野～黒磯で毎日朝方に運転されていた快速列車。
使用車両は485系で首都圏を走るためATS-Pが装備された車両。
当時だと国鉄色のK1,K2、上沼垂色のT18（途中から国鉄色）、代走ではリニューアル車のR26・R27が使用されていた。昔は167系で運用されていたが、485系への置き換えにより郡山や会津まで延長運転していたこともあったそう…
2009年11月に運転を休止、現在10年経過したが事実上の廃止だろう。
