のりつぐブログ

鉄道・航空機に関するきまぐれブログです。過去の日記もきまぐれに写真追加します。

意外と個性あり?名鉄モ570形

 

 

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2004年4月29日 忠節へ向かうモ574号。はめ込み式のヘッドライトが特徴。

戦後、帝国車両が制作した都電6000形のコピーは多数の事業者で新製されました。丸みを帯びた形状に正面3枚窓で構成されたデザインは、全国の路面電車の顔として親しまれました。

名鉄570形もその一つ、名鉄ではモ571〜575の5両が導入されました。モ571〜573が美濃町線へ、574.575が岐阜市内線へ配置されました。

 

1973年のワンマン化工事により、ワンマンカー表示、Zパンタなどの晩年の姿になりました。1977に元札幌市電のモ870形導入後、全車が岐阜市内線へ転属しました。

 

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2005年3月2日 朝6時台に存在した、忠節乗り換え「黒野行き」。

 個性として特徴的なのはヘッドライト。よく見るとモ571〜573はステーを介して固定され、モ574、575は都電のものと同じく半埋め込み式のものでした。

 また、側窓の数もモ571〜573は10枚、モ574、575は9枚と異なっていました。

 

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2004年12月14日 岐阜城を背に、市ノ坪へ向かうモ572。


岐阜市内線の主力車両だったモ570も、1998年の市内線揖斐線用モ780形の導入によりモ573、575の2輌が順次廃車。残りも非冷房のため朝夕のラッシュ時の岐阜駅前〜忠節の機織り運用のみで活躍することに。

 

結局、2005年3月の名鉄600V区間(岐阜市内線揖斐線美濃町線) 廃線まで運転され、他社転属や保存もされること無く、路線と運命を共にしました。

 

 

【車両変遷】

1953年 モ571〜574が新製(日本車輌)

1954年 モ575が新製(日本車輌)

1973年 モ574から順次ワンマン化改造(573.575)

1977年 870形導入後、岐阜市内線へ転属(モ571.572がワンマン化改造)

1998年 モ575が廃車

2000年 モ573が廃車 

2005年 モ571.572.574が廃車(名鉄600V廃線)

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2004年5月4日 新岐阜駅前を発車したモ574。

 


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