普段は岐阜市内線専用車として運用されるモ570形ですが、「鉄道友の会」主催の団体運用として市ノ坪〜日野橋〜忠節〜新岐阜駅前で運行されたことがありました。
昔は美濃町線専用車だったモ570形(モ571〜573)ですが、末期は岐阜市内線専用でしかも朝夕のラッシュ時のみの限定運用。この美濃町線の日野橋まで入線するのは非常に珍しかったと思われます。この団臨でモ571は美濃町線へ久々の里帰りを果たした形になりました。
また、美濃町線は単線であるため、続行で2本列車が続く場合は先行車に続行板(黄色の反射板)が掲出されます。(競輪場〜日野橋)
この時、日野橋から競輪場まではモ570形が先行運転を行うため、570自体には珍しく前面に続行板が掲出されました。
(美濃町線の市ノ坪に車庫があるため、市ノ坪〜競輪場〜徹明町経由での回送はありますが、1977年頃に岐阜市内線専用になってから以降は競輪場〜関方面の運用少なかったと思われます。)
▼名鉄モ570形の記事はこちら
https://noritugu2.hatenablog.com/entry/2020/06/30/082359
追記ですが、この2カ月後にも同じく鉄道友の会主催でモ570形(モ572)の団臨が運行されました。この時も経路は同じく日野橋まで入線、「トワイライトクルーズ号」と題して、一時間落としたスジで運行されました。
【2004/11/23(火) モ571号】
市ノ坪1611〜日野橋1627-30〜忠節1714-24〜新岐阜駅前1741
【2005/1/9(日) モ572号】
市ノ坪1711〜日野橋1723-30〜忠節1817-25〜新岐阜駅前1843
▼団体専用8807Fの記事はこちら
https://noritugu2.hatenablog.com/entry/2019/06/12/080647