4編成あるうち8800系の最終編成、8807F。
外観はただのパノラマDXだが車内の座席数は他の編成とは異なるため、通常の特急運用には全く入らず。もっぱら団体列車をこなす臨時専用車両でした。
駅で「団体専用列車です。」と放送がかかると、大体コイツが現れました。本線系統はもちろん三河線や蒲郡線、時には各務原線や広見線末端区間まで姿を現してました。
内装は他のパノラマDXとは異なり、最後まで登場時オリジナルのの赤と黄色のツートンモケットで残っていました。
ヘッドマークは基本的に「パノラマDX」ですが、団体の趣旨に合わせて変更することもしばしば。
年始には豊川臨、夏にはビール列車、冬にはクリスマストレインなど毎年恒例の企画臨時もありました。
そんな8807Fも2005年のダイヤ改正前に8801Fと連結され西枇留置。他のDXと共に廃車となりました。
▼名鉄8800系パノラマDXの記事はこちら
https://noritugu2.hatenablog.com/entry/2019/04/07/192910