7000系4次車として先頭車のみ製造され、先に記した7041Fと並んで末期までP6ブック式方向板を装備した7025F。7041Fが一足先に4連化したことで、最も最後まで存在したブック式方向板のP6となりました。
また7025号はパノラマカーの中で唯一最後までジャンパ栓を保持しているのが特徴でした。
(ジャンパ栓はM式自動解結装置の登場により、連結運用時に直接接続する必要がなくなり、他編成では検査時に撤去されていました。)
6連時代には、NSR6(連結可能なP6)として7041Fとともに727レをはじめ、豊川稲荷や豊橋行きの本線急行および犬山、常滑系統によく充当されていました。
空港乗り入れを見据え、2004〜2005年にかけて電動方向幕を装備する7001Fおよび7003Fを6連化する目的で、7025Fは7041Fとともに中間車の7750形を2両を譲り短編成化されました。(2005年1月出場)これによりブック式方向板のP6(NSR6)は消滅しました。
https://noritugu2.hatenablog.com/entry/2019/02/14/222844
▲7041Fの記事はこちら
4連化後もジャンパ栓は撤去されず、2008年10月まで活躍しました。
【7025F】
●1990年〜2005年
ト7025-7088-7755-7756-7085-7026キ
●2005年〜2008年(4連化)
ト7025-7088-7085-7026キ
【7003F】
●2005年〜2008年(7755-7756組み込みで6連化)
ト7003-7154-7755-7756-7053-7004キ