のりつぐブログ

鉄道(主に名鉄),航空機に関するブログです。過去の記事も更新しますので,良ければ見返してみてください ✌︎('ω'✌︎ )

旧3300系の珍運用

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2003年3月15日 田県神社前で交換する旧3300系

 名鉄通勤車では珍しい3両編成という特異な組成だった旧3300系。車体は新製されましたが、床下機器は先代のAL車から引き継いだお古のもの。そのため、広見線小牧線築港線の普通運用で限定的に活躍していました。

(▼旧3300系の記事はこちら)

https://noritugu2.hatenablog.com/entry/2019/03/06/011024

しかし平日朝の運用では、少数ながらも珍運用がありました。

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2003年3月14日 広見線で急行運用をこなす旧3300系

 先にも述べましたが、旧3300系はそのほとんどが普通運用でした。しかし、犬山始発御嵩行き1本だけ「急行」運用が存在しました。「急行御嵩」行きですが、新可児から普通に変更だったようです。

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2003年3月14日 新鵜沼始発で広見線へ直通する列車もあった。

 また、1990年代後半までは犬山〜(各)新岐阜各務原線運用がありましたが、晩年は小牧線広見線築港線が主体でした。しかし平日早朝に一本だけ犬山線を走る、新鵜沼始発の御嵩行きが存在しました。

 新鵜沼駅は2002年に新たに4・5番線ができましたが、旧3300系とのコラボも珍しいのではないでしょうか。 

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2003年3月に引退した3300系。チラシも配られた。

 晩年を迎えた旧3300系は、さよなら運転が告知されヘッドマークを付けて走行。2003年3月26日に旧上飯田にて式典が行われましたが、その裏で3301F+3302Fの6両で舞木廃車回送されました。