2008年12月のダイヤ改正から、早朝を除き日中運用としてはほとんど無くなってしまった、犬山経由(新)岐阜行き。
新鵜沼と新可児行きがメインとなりましたが、遡ること2004年ごろは御嵩行きと犬山経由が犬山線の二大巨頭で、各務原線沿線住民としては名古屋方面からの犬山経由は凄く重宝していました。
減少してしまった理由としては、本線系統の岐阜行きと紛らわしいことや、長距離で多線区を通るのでダイヤの乱れが回復させにくいため、などと言われています。
(追記)
そしてついに、2023年3月のダイヤ改正で完全に消滅となりました。
当時の犬山線はP車の運用も多く、必然的に犬山経由の板や幕を見る機会も多くあり、メジャーな行き先でした。代走で7700系や5500系などの板車が入ると、なかなか拝めない縦サボが見れました。
ただし、乗務員によっては犬山に着くとご丁寧に(新)岐阜に変えられてしまうこともしばしば…
順光の各務原線内でようやく押さえられた代走の犬経です。
もう一つ小話としては、電動幕試験車で他の車両と表示が異なるので有名な7045F。キ方が「圣由」、ト方が「経由」の表記で異色を放っていました。(一部の7500系も)
また、2004年以前の新岐阜時代にも簡略化で犬山経由を含めて「岐阜」を掲げていましたが、皮肉にも2005年1月以降は彼がノーマルスタンダードとなりました。
https://noritugu2.hatenablog.com/entry/2020/06/05/011031
(▲7045Fの記事はこちら)