名鉄の600V区間、いわゆる路面電車がなくなって14年が経とうとしています。
車両も個性あふれるものが多く、中でも大正生まれのモ510形や、晩年にツートンに塗り替えられたモ593号、白帯を巻いたモ606号などは人気がありました。
モ593やモ606は定期運用につくことが多かったですが、510形はほぼ団体専用でした。
また美濃町線は運行形態自体も面白く、モ606や870・880・800形は複電圧車のため、各務原線の田神~新岐阜の鉄道線1500V区間も走れるツワモノでした。昔は新川工場で検査を受けていたため、犬山線経由で須ケ口まで回送されていたとか。終電後の犬山橋を渡る880形の写真を見た時は驚きました。
古豪から新型まで形式が多種多様で、2005年3月の廃線後は他社に譲渡される車両もたくさんありました。
最近モ800については福井鉄道から豊橋鉄道に再移籍し話題になりましたが、また名鉄時代のカラーで運行してほしいものです。
(▼名鉄モ570形の記事はこちら )
https://noritugu2.hatenablog.com/entry/2020/06/30/082359
YAMA模型 【1/80スケール】 名鉄600V線車両 モ800型 ペーパーキット 鉄道模型