(2021/3/4:写真追加)
現在高架化工事中の犬山線布袋駅。
地上駅時代には貨物用として西側に2本の留置線がありました。貨物廃止後、定期で車両を留置する運用はありませんでした。
しかし新造・廃車車両の疎開留置目的でしばしび使用され、自走で入線できるように架線は維持されていました。
上飯田連絡線用300系312Fもデビュー前に留置されていました。(311F,314Fは豊明、313Fは砂入信に)留置中には関係者が乗り込んでドア開閉や幕回しを行い、教習も行っているようでした。
2003年4月、上飯田連絡線の開通に伴って引退したAL車旧3300系の姿も。https://noritugu2.hatenablog.com/entry/2019/03/06/011024
2005年1月の5500系営業運転終了後、犬山〜岩倉〜布袋を回送しこの留置線に入りました。(2月8日に布袋から舞木へ自力回送)
https://noritugu2.hatenablog.com/entry/2019/06/23/182826
あのパノラマカーも運用離脱後にここで留置されることもしばしば。留置編成が重なると、2本目の留置線を使用していました。
2008年のパノラマカー営業運転最終日も、7041Fは岩倉駅行きで運用後にそのまま布袋へ回送。多くのファンに見守られながら留置線へ入線しました。
こうした留置機能も高架化工事の開始に伴う仮駅の設置により廃止。趣のあった旧駅舎も取り壊しとなりました。