名鉄の魅力の一つに代走の多さがある。
前のブログで述べたNSR6の運用の中にSR2+NSR6という運用があった。当時では花形運用として有名だった727レである。
NSR6が検査などで入場すると代わりにSR2+P4(もしくはSR2+SR4)で運用される。
この時は7019Fが検査入場し、代走として5309F+7033FがNSR6の代走運用についていた。
そしてついにこの日が来た。前日の運用から、727レの岐阜方SR2がリバイバルカラーとなった5515F、そしてNSR6の代走として5309F+7033Fが入ると予測できた。
しかし朝の本線下りでは順光になる場所が少なく、727レ自体がポイントを悩ませる列車であった。当時はアプリもない中、地図と睨めっこ。国府宮近辺であれば夏場なので多少は面に当たるか…?
確証もないままポイントにつきP4でチェック。何とか面は良さそう…あとは8両入るか?対向が被ったらもちろん終了。
やがて国府宮に停車する5515Fが見えた。予想通り代走編成だったようだ。
何度も撮りなれた727レであったが、さすがに緊張が走る。対向も問題なし!
朝の柔らかな日差しを浴びて異種三重連がゆっくりと通過。それはまるで、往年のSR全盛期のような編成。
…あれから14年近く、この先名鉄にこんな心躍るような被写体は現れるのだろうか。
(▼練習電のP4。これがピン電という贅沢な時代でした)
【当時の運用状況】
SR2…5500,7100,7700,5300(2連)
NSR6…7025F,7041F,7019F(入場中),5701F,5702F
(▼727レの記事はこちら) https://noritugu2.hatenablog.com/entry/2021/01/27/133211
(▼SR3重連、1542レの記事はこちら) https://noritugu2.hatenablog.com/entry/2021/01/22/014040