名鉄沿線には中京競馬場、笠松競馬場、岐阜競輪場など公営ギャンブル施設がいくつかありますが、今回紹介するのは常滑競艇場(現:常滑ボートレース場)に関連する列車。
常滑はいまでこそ中部国際空港「セントレア」開港により有名になった地域ですが、当時は競艇が大きな集客施設の一つでした。
昔からその開催日には名鉄が臨時特急・急行を仕立てて出すことも多くありました。末期にはそのような専用列車を作ることは無くなりましたが、その名残によるものなのか「勝艇号」が存在していました。
2000年代前半、常滑競艇の開催日に常滑行きにこの「勝艇号」のヘッドマークを掲げられていました。
使用車両は3Rもしくは6Rで、板の大きさは写真の1種類。6000系貫通型にはサボ受に、3Rやそれ以外の6RはこのHMを運転席横に中吊りで掲出していました。
案内放送などで特段触れられる訳でもなく、定期列車にひっそりと掲げられていた勝艇号のHM。そんな列車も2005年1月のダイヤ改正で消滅したようです。(詳細不明)
https://noritugu2.hatenablog.com/entry/2019/04/15/195741
(▼オレンジ幕の快速急行の記事はこちら)
https://noritugu2.hatenablog.com/entry/2020/04/25/063750